ツイまとめプラス追記、バックステージツアーのことなども。
最後かも、と仁左衛門さんがさんざん煽るので、結局3回見てしまいました。見てわかる、そうそうかけられないという大掛かりな仕掛けの数々。本水の雨の殺し場も印象的で美しい。井戸の仕掛けも、棺桶から出てくるところも凄い。狼が出てくるところはちょっとコミカルで面白い。ところで棺桶が2個並んだ瞬間、これ絶対取り違えるやつや…!って誰もが思ったよね。布の高価さで違いに気付かせるのは成程と。
色々凄かった。殺意と色気と。二役なので2パターンの仁左衛門さんの色気が堪能できる。#霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ pic.twitter.com/m7euVuLf73
— andante (@andante_presto) 2017年10月7日
1回だけ、花横、ほんと真横の席で見たんです。仁左衛門さんの顔が間近に見えて、し…ぬ…!役者さんの衣装も小道具も模様も全部見える。これはクセになりそう。
最後、子役祭りでした。手習いしたり剣術の稽古したり見得したりめちゃくちゃ可愛い。可愛いだけじゃなくちゃんと場面に合わせて表情が変わる。醍醐晴くんだったかな、fromイヤホンガイド。
— andante (@andante_presto) 2017年10月7日
彌十郎さんが2役目、お爺ちゃま役で出てらっしゃるのがほのぼのする。#霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ
孫に手習いを教えているときに孫の袖が硯につかないようにずらしてあげていたりとやさしさがにじみ出てました。孫を見てるときの目がやさしくて好き…三枚目悪役も楽しいのですが、善人役の方がほっとするー(完全に好みの話(*´-`))。
悪役のときに、身長の高さにはっと気づかされました。立ち姿が迫力ありますね。 錦之助さんと雀右衛門さん、この組み合わせデジャブ?と思ったら、先月の再桜遇清水でも受難カップルだったのを思い出してしまった。先月は原因作った張本人でもありましたけど。
なにげにおつまさん強い。深手を負うも八郎兵衛倒してますし。 #霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ
おつまさんが正当防衛で二人殺したあたりで、わかっていたけどこの作品ほんとに死屍累々だな…と思ってしまった。南北さん…。
そういえば、源之丞様がおりきさんに言い寄られるところ、1,2回目のときは「本当は何もないのに急にそんなことを言いかけられて戸惑っている」演技に見えたのですが、3回目見たときは「廓に出入りするために実際になにやらあって、ばれてしまったのを隠そうとしている」ように見えました。後者の方が女にだらしない男っぷりが強調されてしっくりくるのですが、実際はどちらなのでしょう…?
吉弥さんのおりきさんがなんかすごくよかったなあ。挙動もしゃべりも自然なかんじ。わざとらしさが一つもない。
仁左衛門さん、ひたすら格好いい。水右衛門は低い声音、八郎兵衛は高めの声。
— andante (@andante_presto) 2017年10月7日
おつまさんに迫る八郎兵衛の色気…心変わりされた八郎兵衛が性根を表して凄みをきかせるところがけっこうすき…
水右衛門が殺した人数を指折り数えるところ…
あげるとキリない。
#霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ
仇討ちの勝負受ける支度を一人でするときに、紐で袖をたくしあげる、あの一連の流れもすごく好き…口で紐をくわえるとことか…エンドレスリピートしたい。
唐突に仁左衛門さんのワンシーンが頭に鮮明に浮かんで動揺。何のシーンだろと思い起こすと、八呂兵衛がおつまさんを身受けできることになり、おりきさんが「仲人はこれで」的な台詞、八呂兵衛が頭に手を当てて照れ笑いするところだった。ああ落ち着かない… #霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ
— andante (@andante_presto) 2017年10月27日
あの笑顔可愛いんだよな…脳に焼き付いた模様。
水右衛門か八郎兵衛か忘れてしまったけどぷくー顔も何回かあって、不意打ちの可愛さにやられてしまった。国宝のぷくー顔… #霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ (こんなツイにこのタグつけていいのか)
— andante (@andante_presto) 2017年10月27日
ひたすら仁左衛門さんに萌える…73歳…
#霊験亀山鉾 思い出し。孝太郎さんのお松さん、上旬に見た頃よりも可愛らしいひとになっていた。最初は声がきつく感じて苦手だったが、ずいぶん丸い声になっていて好感。
秀太郎さんの武家の女の貫禄っぷり。登場するだけで厳かな空気が漂う。「大儀であった」という台詞がこんなに似合う人はいないのではと思うほど。
— andante (@andante_presto) 2017年10月24日
最期の気品溢れる美しい死に様…孫を見つめる目は最後まで優しい…。 #霊験亀山鉾 #歌舞伎みたよ
孫が挨拶するのを見て「よく挨拶できました」も気品ありつつ優しさが溢れているんです…。秀太郎さんももっと見たいなぁ。
最後に「本日はこれぎり」があります。これ7月大阪松竹座でもあったので、殺された水右衛門がむくっと起き上がっても今度は驚かなかったよ…!「本日はこれぎり」も、ある種芝居がかっていて、わたしは好きです。
バックステージツアー
に参加してきました!観劇後の興奮冷めやらぬなか、回り舞台を体験できたり、裏側を見学させてもらえてほくほく。回り舞台は結構早くてびっくり。気にせずひょいひょいと歩いていく裏方さん達がなんだか格好良かったです。これが日常ですもんね。
舞台から見た客席。舞台前方にもライトがありけっこう眩しい。ピンスポット当たるともっと眩しいだろうなぁ。
井戸の仕掛けは滑り台で下に降りる仕組み。想像より高さある…4~5mくらいでしょうか?頭から降りるの結構怖そう。
真横に棺桶のセット。滑り台で降りたあと、横に移動して拵え変えて、昇降機で上がるのかな?
上手下手の袖には背景画が天井から吊られています。
お祭りの場面で登場したカラフルな傘も翌日の出番を待っていました。
下手側、よく見かける松の背景が。
そして道成寺の鐘!こんな近くに常にあるのでしょうか、ちょっと面白いぞ。
セリが口を開けたところ。大きいですね。
黒御簾からは思ったよりも外がよく見えます。多いときは10名がここで演奏するそうで、夏は暑いとか。
花道の真下。花道を使わないときの座席がここに置いてあるんだそう。
すっぽんの装置。
鳥屋、花道から出てくる時の揚げ幕の中。注意書きがちょっと面白い。御座も置いてありますね。
ここで役者さんたちが化粧の最終チェックして出ていくのかー!となんだかどきどきします。
鳥屋から見た揚げ幕。裏側にもきちんと模様があるのですね。隙間から舞台を覗いて、開けるタイミングを図るのだそう。
揚幕を「しゃりん」の音と共に開けてもらい、ツアー終了。裏側を惜しげなく見せていただけて、大変楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。